Babauoù in Private Notes

アマチュア音楽ユニット、Babauoùに所属するKunio (Josh) Yoshikawaの雑記帳です。 我々のFacebook "Babauoù Book”にもどうぞお越しください。

iTunesのGenius機能は楽しい


自宅のiTunesには1万5000曲くらい入っています。


大好きなアーティストのコレクション。
自分のバンドの演奏。
友人のバンドの演奏。
生まれてから今まで心に残った曲たち。
全米、全英、日本のナンバー1ヒットたち。


ナンバー1ヒットのコレクションは、就職した頃からコツコツ集め続けて、特にロック元年と言われる1955年以降のナンバー1ヒットは網羅的に集めてきました。今ではすっかり忘れ去られている曲もかなりあって、なかなか手に入らない曲も多かったのですが、ブロードバンド時代になって、ネットから入手できる音源が飛躍的に増えて、2000年まで集めた現在、手に入っていないナンバー1ヒット曲は5〜6曲を残すのみです。


20年以上にわたって収集したので音源はアナログからデジタルまでバラバラで、もちろん音質もまちまちなんですが、その時代に旬だった音楽を知りたい、というのが目的なので、聴ければよいと思っています。忘れ去られたナンバー1ヒットでもその時代のナンバー1ですから面白い曲はかなりあって、勉強になるし、楽しいです。


ただ、たくさん集めてしまったことも良し悪しで、1万5000曲もあると、なかなかアクセスできない曲も多く、入ってることさえ忘れてしまうこともあります。iTunes 8になって新しく加わったGenius機能は、そこのツボをうまく突いてくれました。



1曲選んでボタンを押すと、関連のある曲を25曲選んでくれます。50曲、100曲選ぶモードもあります。単に一般的な関連付けだけでなく、世界中のリスナーのプレイリストの傾向を分析しているらしくて、なかなか渋い選曲が……。


ビル・エバンスの"Waltz for Debby"でボタンを押すと、マイルス・デイビスサッチモに加えて、ジェイミー・カラムバーブラ・ストライザンドまで出てくる。


サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い」で、フォーク・クルセダーズはもちろん、オフコースRCサクセション椎名林檎が選曲される。


セーラー服を脱がさないで」で、モーニング娘。ピンク・レディーや、果ては桜田淳子の「わたしの青い鳥」まで。


自分で選曲したプレイリストは、聴く前に流れがわかってしまっているし、
全曲シャッフルも面白いけど、ジャンルがバラバラ過ぎてちょっと疲れてしまう。


気に入った選曲のプレイリストは保存しておけるので、自分の好きな一曲からどんな展開の音楽が聴けるのか、朝や移動中や寝る前に楽しんでいます。
ちょうどアルバム一枚分の15曲、という選曲ができたらもっと良いのにと思います。


気になっているのは、ビートルズの曲では作ってくれないこと。
これ何故なのかな。
ソロ時代の曲ならできるんですが、そのプレイリストにビートルズの曲は1曲も選曲されません。
iTunes Storeがらみの契約がからんでいるのでしょうか。
他のアーティストでも反応しない曲もあるんですが、ビートルズはどうやら今の時点では1曲も反応してくれなさそうな気配です。


あと、もうひとつちょっとサプライズだったのは、
トーマス・ドルビーの"My Brain is like a Sieve"という曲でプレイリストを作ったら、友人の音楽ユニット、Marquis Mint'sの「そしてクリスマス」が選曲されたこと。
世界中のリスナーに愛されてるみたいです(^^)>まきみん