ビートルズ解散後のソロ活動期の曲を、もし彼らが解散していなかったら、という妄想テーマで並べてみたコンピレーションの第二弾です。
自分なりのビートルズ観に従って、その頃彼らが何を考えていたか、どんな音楽をやろうとしていたか、ということを意識しながら選曲してみました。
これからソロ時代も聴いてみようと思う方のきっかけになれば幸いです。
２枚目は、1971年前後のポールの音楽的な冒険とジョンの思索の冒険の対比を軸においてみました。
1. Give Me Love (Give Me Peace on Earth)
2. Back Off Boogaloo
3. Ram On
4. Look at Me
5. Dear Boy
6. I Found Out
7. Imagine
8. Heart of the Country
9. Monkberry Moon Delight
10. Remember
11. Behind That Locked Door
12. Ram On
13. The Back Seat of My Car
(John=4,6,7,10 Paul=3,5,8,9,12,13 George=1,11 Ringo=2)
1971年の前半くらいに発表したイメージです。（※実際にはもっと遅く発表された曲も含まれています）
ジョージの１が全米、ジョンの７が全英ナンバー１ヒット。イマジンが１位になるのは実際にはずっと後の悲しいできごとの時ですが、ビートルズのシングルとしてだったら、きっとリアルタイムでも１位になっていたのではないでしょうか。
イマジンがアルバムB面トップというのが贅沢ですが、ビートルズとしてだったら、あの曲はアルバムのタイトルトラックにしなかったのではないかな、と。
ポールのソロ・アルバム「Ram」は当時は酷評の憂き目にあったわけですが、こんな風になっていればポールの大胆なポップ実験もリアルタイムで受け容れてもらえたような気もします。
タイトル部分のリンクはiTunesのiMixへ。全曲のさわりが聴けます。
ソースにしたアルバムは以下の6枚です。シングル曲は今手に入りやすそうな収録アルバムを選びました。ビートルズボックスを聴き倒した方は、是非ビートル・ソロの道にも足を踏み入れてください。
