Babauoù in Private Notes

アマチュア音楽ユニット、Babauoùに所属するKunio (Josh) Yoshikawaの雑記帳です。 我々のFacebook "Babauoù Book”にもどうぞお越しください。

Un-Beatles 3 "From Me To You (Singles 1)"


ビートルズ以外のアーティストで聴く、ビートルズアルバム特集。
第三弾は、ここまでのアルバム未収録曲をまとめた独自編集盤です。


1. From Me To You / Bobby McFerrin
2. Thank You Girl / The Two of Us
3. She Loves You / Peter Sellers
4. I'll Get You / Giuliano Palma & The bluebeaters
5. I Want to Hold Your Hand(抱きしめたい)/ 東京ビートルズ
6. This Boy / Nylons
7. Long Tall Sally / Little Richard
8. I Call Your Name / The Mamas & The Papas
9. Slow Down / Larry Williams
10. Match Box / Carl Perkins & Willie Nelson


1の「フロム・ミー・トゥ・ユー」はボビー・マクファーリンお得意の一人アカペラバンドです。ベースもドラムも自分の声を使ってリアルタイムに表現していて、本当に天才というのはいるものだと感じます。そんなことあるわけないのにコーラスまでやっているように聞こえてきます。「ウー」のファルセットで観客席バカ受け。
3の「シー・ラヴズ・ユー」は今回最大のインパクト。何しろドクター・ストレンジラブがドイツ語訛りで「シー・ラブズ・ユー」を「演説」するバージョン。しかも、これのプロデュースがジョージ・マーティンだというのがシビれます。
個人的に大好きなのは「アイ・コール・ユア・ネーム」。ビートルズが先人達の曲でやってみせたように、ママス&パパスはこの曲の別の魅力を見事に引き出しています。まるでミュージカルのスタンダードナンバーのように聞こえます。
「アイル・ゲット・ユー」はレゲエ解釈。なるほど、という感じでした。ナイロンズの「ディス・ボーイ」のアカペラカバーもとても自然ですが、ちょっと当たり前に聞こえすぎるかな。ある意味すごいのはやはり東京ビートルズ。歌も録音も本当に「あちゃー(^^;」なのですが、凄まじくエネルギッシュです。