ご来場下さった皆様、並びに応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
Babaouo今年のファイナルライブ（のはず）「Babaouo in Play 2010 - From the End to the Origin」無事に終了いたしました。今回は図らずも対バン無しということになってしまい、コアの３人は出ずっぱりという状況。全部で１７曲のライブというのは学生時代以来でした……。
前半は夏祭りのメンバーによる「赤盤・青盤再発記念びーとるばばうう」の再演。後半は去年のJIROKICHIユニットに強力なリード・ギタリストを迎えての５人編成でお届けしました。今回リード・ギターを担当してくれた"Guitarra"さんは、スパニッシュ・ギターのプロ演奏家。私の仕事上の友人です。そんな彼が実はビートルマニアで、音楽的ルーツが重なる私たちのバンドに興味を持ってくれたことがきっかけで、３０年前に封印したエレキ・ギターを再び手にして参加してもらえることになりました。
この一年いつになく密に音楽活動してきて、私とSatoruの間ではいろいろ思うところもあり、今回の「原点回帰」的な選曲となりました。高校生だった私たちをバンド活動に駆り立てたのは、まさに今回選曲した音楽たちだったのです。私たちのルーツミュージックである６０年代〜７０年代のカバー曲とオリジナル曲ばかりという構成で、いらしていただいたお客様たちにいったいどのくらい楽しんでいただけたかとても心配ですが、思い切り盛り上がって下さったお客様たちに助けてもらって無事にライブを完遂することができました。本当にありがとうございました。
＜Part I: びーとるばばうう＞
1. The End - Get Back
2. A Hard Day's Night
3. Something
4. In My Life
5. Back in the U.S.S.R.
6. Hey Jude
7. Ob-la-di, Ob-la-da
＜Part II: Babaouo＞
8. Rocket Man (Elton John)
9. Inside Out (Babaouo)
10. A Red Red Rose - My Love (Babaouo - Paul McCartney & Wings)
11. I Wish (Stevie Wonder)
12. Krista (Babaouo)
13. Long Long Ago-go (Babaouo)
14. As (Stevie Wonder)
15. Till the End of the Time (Babaouo)
16. Saturday Night's Alright (Elton John)
17. I'm Down (The Beatles)
★オープニングは、夏祭りの"Get Back (LOVE version)"の発展型。本当に"The End"とつないでみました。今回は夏祭りのファミリー向け選曲のビートルズだったので、ひとつくらいはひねくれた「コア」な仕掛けをしてみたいと思い、きっとビートルズコピーバンド業界でも前例がないと思われるオープニングナンバーで幕開けしてみました。メンバーの練習用に原曲を編集してみたら、"The End"と"Get Back"は両方とも「bpm126」で、もともと本当にぴったり同じテンポだったとわかってびっくりでした。ジャイルズはそれに気付いてきっと嬉しくなっちゃったのでしょうね(^^;
★"Back in the U.S.S.R."では用意していたジェット機のSEが出ず、急遽ジョン役のtezzianoさんが「声帯模写」でバックアップ。結果は大変に盛り上がってかえってよかったです(^^)。
★"Rocket Man"はSatoruのピアノ弾き語りでした。このライブのベストパフォーマンス、と仰るお客さんも居て、他のメンバーは立つ瀬がありませんが(^^;、個人的には彼のああいうパフォーマンスをたくさんの人に見てもらうのがBabaouo活動のひとつの目標だったので、とても良かったです。きっとこれからはバンバンやってくれることでしょう。（※始まりを見ていたら楽屋に戻り損ない自分のギターのチューニングが間に合わなくて迷惑をかけました……(^^;）
★"Inside Out"からGuitarraさんがリード・ギターで参加。パワフルで早弾きで、しかも「たっぷり歌う」ギター演奏で、我々のつたないオリジナル曲に花を加えてくれました。この１曲目でいきなり弦を切ってしまったのはご愛敬です(^^)。しかも、切れたのが２弦だったと後から知ってびっくり(^^;
★"My Love"の前についている"A Red Red Rose"は、私がたまたたま見つけたスコットランドの詩人ロバート・バーンズの古い詩にSatoruがメロディを付けた「半オリジナル」です。あまりにもぴったりな詩だったので、My Love (Petit-Jazzy version)のバースにしてみました。
……個人的にはいろいろ欲張りすぎて自分のキャパを超えてバタバタしてしまい、諸処の判断ミス・段取りミスが続出で関係各位にご迷惑をおかけしてしまいました。お詫び申し上げます。後半のメンバー紹介を飛ばしてしまったのも痛恨です……。いまやBabaouoの要的な存在になってくれているドラム＆ベース＆ボーカルの※さんをこの場を借りてあらためてご紹介しておきたいと思います。
※さん、いつもありがとう。これからもよろしくお願いします！
